day3: サマルカンド観光
憧れのサマルカンドと思うと早く目が覚める安直な人間、あおいです。笑
宿の朝ごはん。
ビーフソーセージ、目玉焼き、サマルカンドパンです。パンの付け合わせは手作りっぽいザクロジャム!(奥の黒いやつです)
まずはレギスタン広場から。
日中に見てもきれい!!
↑大きくて圧倒される感じが私の動画技術では伝わらない…笑
左側にはウルグ・ベク・マドラサ、右側にシェル・ドル・マドラサ、さらに中央にはティリャー・コリーモスクマドラサと3つのマドラサ(神学校)が建っています。
レギスタン広場の柵の中への入場料。50000スム(650円)。
写真は誰も買ってなかったので買いませんでした。本格的なカメラだったり、写真撮影で商売するなら必要なんかな…?
ウズベキスタン滞在中、一度も買ってる人を見ませんでしたが、みんなスマホで写真撮りまくってました。
まずはウルグ・ベク・マドラサ。
ウズベキスタンの英雄ティムールの孫のウルグ・ベクが建てた神学校です。青いモチーフが素敵。
ウルグベクマは天文学者でもあり、この神学校で教鞭にも立っていたそう。
天皇が東大の授業を持ってる感じ?想像できん。笑
中はこんな感じの中庭が広がっていて、お土産物屋さんがぎっしり。
民族衣装(?)を着た子供達が歌を歌う準備をしていて、めっちゃ緊張してて可愛かったです(笑)
更に奥の部屋に入ると、当時の生活を再現した人形たちがお出迎え。リアルすぎる。笑
↑1番右がウルグベクさん。
こういうの、アテレコして遊びたくなるけど不敬だから公表はやめときます(笑)
部屋でアテレコして遊んでいたらおじちゃんから、眺めのいい塔に登らんか?と声かけられました。値段を聞いたら100000スム(1300円)。高。。。
でも面白そうなので行きます。しょうもなかったら許せない値段なのがいいですね。
この変哲もないドアの南京錠を開けてくれます。
おじさんは結構すぐに「じゃあ楽しんで!」と消えていきます。拍子抜け。
後ろから撮ったから下がってるみたいですが、登ってます。笑
ひたすらひたすら登ります。
おじさんが着いてこなかった理由がよくわかる…しんど…って言いながらも階段を登ります。
そしたら…
どーん!
街並みとシェル・ドル・マドラサが綺麗に見えます!風が気持ちいい〜
1300円は高いな…と思ったけど(今でも思うけど)、特別感あって登って良かったです!
帰りに回廊への道があったので寄り道。1300円払ってるから強気に寄り道します。笑
回廊からの中庭の眺めも素敵!
↑子供達の歌がいい雰囲気です。
ドアもなんだか可愛い。
お次は真ん中、ティリャー・コリーモスクマドラサ。
こちらも可愛い〜
中に入ると…
すごい!!
さすが「金に覆われている神学校」という名前が付いているだけあります。
一生見てれるかもと本気で思いました。やっぱり金は分かりやすく圧倒されますね。
ここでも塔に登らんか?と別のおじちゃんに声かけられたけどさすがにスルーしました。「登りたくなったら中庭の右から4番目(?)のお土産物屋さんに声かけてな!」ってRPGみたいなことを言われて、ちょっとテンション上がりました。
最後はシェル・ドル・マドラサ。
サマルカンドといえば、の虎(ライオン?)がトレードマークのマドラサです。
学生(虎)は永遠に知識(鹿)を追いかける、ということを表してるらしい。深い。
偶像崇拝が禁止されているイスラム教の国では動物がモチーフにされていることはかなり珍しく、動物好きとしてはテンションあがります。
中は相変わらずお土産物屋さんが並んでいます。中庭も綺麗!
今日もアイスを食べます。
ここのアイスは美味しくてオススメ。夜までいつでも混んでます。
1スクープ8000スム、2スクープ16000スムです。ウズベキスタンのアイスはどこも、2スクープの方がお得という制度は導入してないっぽい。ミニカルチャーショックです。
なにはともあれ、レギスタン広場の階段に座って食べるアイスは格別です。
次はビビハニム・モスクへ。
アムールティムールが王妃のために建てたけど、大きすぎて完成から1年で崩壊してしまった悲しみのモスク。地球の歩き方によるとなんだか怖い(?)逸話もあるらしい。
1人30000スム(390円)でした。
中は普通。笑
ウズベキスタンの他の建物が凄すぎて、普通のハードルめっちゃ上がります。
ビビハニム・モスクの隣にはシヨブ・バザールが。
タシケントのチョルスバザールと比べると小規模ですが、それでもすごい。規模が小さい分、いろいろ見てまわりやすくて楽しいです。
白菜が売っててびっくりしました。
次はハズラティ・ヒズル・モスク。丘の上に建っているモスクです。全体写真は撮り忘れました(笑)
入るつもりはなかったのですが、入り口のおじちゃんが笑顔で寄ってけ寄ってけ!と声をかけてきたので入ることに。笑顔に弱い笑
無料で入れてくれました。ありがとうおじちゃん。
ここから更にまあまあ歩いて、やっとこさシャーヒズィンダ廟群に到着です。でも到着したはいいけど礼拝中で入れず、前で30分ぐらい待ちました。
礼拝に遅刻してくるおじちゃん、お兄ちゃんたちを眺めながらのんびり。笑
14時になってやっと入れました。
1人40000スムでした。
青青青!
待った分、空いててラッキー!
廟内も独り占めです。
↑私の中の、1番可愛いタイル選手権で優勝しました。
↑2位です。
行き止まりの右側にモスクもあり、中がとっても素敵だったんですが、写真撮影禁止でした。
金曜日だったからかイスラム教のお偉いさんが来ていたらしく、最終的に奥の場所は追い出されました。笑
お次は行きたかったワインテイスティング!
イスラム教の国なのにロシアに支配されていた影響でどこででも割と飲める国、ウズベキスタン。そんなウズベキスタンで使ってるワインがいろいろ飲める!ということで行ってきました。
Samarkandskiy Vinnyy Zavod Imeni M. A. Khovrenko
ここです。
フェンスが葡萄模様で可愛い🍇
ガイドブックでは事前予約必要と書かれていましたが、行ったらちょうど始まるタイミングだったみたいで待ち時間なしで参加させてもらえました。私達の組はオーストラリアから来たカップルと、更に遅れて合流したロシア人のカップルの6人でした。10杯のうち、5杯目ぐらいで来た人は次の組に回されてました。タイミングですね。
そういえばロシア人カップルと話していた時に、モスクワから来たの!と言われて結構衝撃でした。きっと太平洋戦争の時も日本は大変だったけどアメリカはこんな感じだったんだろうな。
気を取り直して、ワインテイスティングです。1人200000スム、現金払いのみです。チーズやクラッカー、ドライレーズンなどのおつまみとお水が付いてきます。
白1、ロゼ1、赤ワイン3(ポートワイン1かも?)、デザートワイン2、残りはコニャック等です。メモ取っとけばよかった。
お姉さんが英語とロシア語で順番に説明して行ってくれます。ロシア人夫婦の飲むスピード感がすごくて、ロシアの風を感じました。遅れてきたけど一瞬で追いついて1番先に帰っていきました。(ワインテイスティング1番の思い出)
いろいろ飲み比べできるのはやっぱり楽しいですね。
普通に飲みすぎていい気分なので新市街をぶらぶら。郷土史博物館を訪れましたが閉まっていました。残念。
せっかく新市街まで来たので友人の友人がおすすめしてくれたお店で早めの夕食を取ります。
KARIM BEK
広くて素敵な店内で、高校生ぐらい?の若いウェイターさんが英語で一生懸命対応してくれてほっこり。
酔っ払ってますね。
これはちゃっかりボルシチです。
これだけ食べて2人で127000スム(1650円)。
安くて美味しいって幸せ〜
幸せ〜って言いながら宿まで歩いて、幸せ〜って言いながら寝る。そんな幸せなday3でした。